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マラソン・ウォーキング

 
第34回 サンスポ千葉マリンマラソン開催

第34回 サンスポ千葉マリンマラソン開催

15000人が新春の千葉を駆け抜けました!

「第34回サンスポ千葉マリンマラソン」が24日、千葉マリンスタジアム、幕張メッセ周辺で開催された。午前9時30分に最初の号砲が鳴り、15種目に約1万5000人のランナーが幕張新都心を駆け抜けた。 大会ゲストは森田健作千葉県知事(60)をはじめ、小出義雄佐倉アスリート倶楽部代表(70)、サンケイスポーツ専属野球評論家の江本孟紀氏(62)、千葉ロッテマリーンズの唐川侑己投手(20)がスターターを務め、早春の大会を盛り上げた。

 

大会レポート

帰ってきた鉄娘!上田藍3度目V

 新春の幕張路で、今年もまた「藍ちゃん劇場」が幕を開けた。1メートル55、44キロの小さな体が5分前に出発した公認種目の男女ハーフに出場したランナーをスイスイと抜き去っていく。「帰りは少し向かい風になったけど、走りやすかった。でも、自己記録(08年の1時間17分46秒)に届かなかったのがちょっと残念」と、余裕の笑みを浮かべた。

 右手甲にはマジックで3キロごとの設定タイムを書き込んだ。10キロ付近でやや遅れ、1時間18分47秒でゴールした。それでも、2位に約9分差をつける圧勝。表彰式では多くのランナーから拍手が巻き起こった。

 新年初レースで“金メダル”。昨年大会は直前の体調不良で出場を断念した藍ちゃんだが、今年もクタクタの状態での参戦だった。12日間に及んだトライアスロン日本代表の強化合宿(宮古島)が前日に終了。合宿での総距離は自転車約850キロ、ラン約130キロ、水泳約4万メートルに達した。鉄人競技ともいわれるトライアスロンだが、ときには風速12メートルもの強風のなかでの練習もあり、“鉄骨娘”もビックリのハードトレーニングだった。地元・稲毛を練習場とする藍ちゃんにとって、この日の風は「ないに等しかった」。

 昨季は1年間で日本人最多の16レースを消化。指導する日本連合・山根英紀強化本部マネジャーは、「筋肉が軟らかいので回復力が早い。コースもタフになればなるほど力を発揮するタイプです」。1日平均7時間の練習量と、一般成人女子のほぼ3倍にあたる「1日6000キロカロリーは食べますよ」。吉野家の牛丼なら並盛りで9杯分。鉄の胃袋の持ち主だ。

 3年前の幕張路で初優勝し、それをきっかけに北京五輪出場へ結びつけていった。今季も16大会への出場を目標にしており、6月からはロンドン五輪出場権のかかるポイントレースが始まる(2010年6月?12年5月、詳細は未定)。

 今大会での覇権奪回は吉兆。「たくさんの人に応援していただいて最高のスタートになりました。この勢いを世界につなげていきたい♪」。女子スポーツ界に多い「あいちゃん」だが、トライアスロン界の藍ちゃんも負けません!

森健知事、ロッテ・唐川は『千葉PR大使』

 「サンスポ千葉マリンマラソン」にゲスト参加した森田健作千葉県知事(60)が24日、同イベントでスターターを務めたロッテ・唐川侑己投手(20)に“一目ぼれ”。県の魅力を全国に伝える『PR大使』に起用するプランを明かした。

 「(唐川は)若くてビジュアル(容姿)もいいよね。今年の活躍次第だけど、千葉県の発展のためにPR大使も検討します!!」

 この日が初対面だった2人。森田知事は1メートル84、80キロの唐川を見るなり「デカいな!!」「俳優の方がいいんじゃないか!!」と大絶賛。2月の沖縄・石垣島春季キャンプにも激励に訪れる予定で「どんどん、若さを出していってくれ!! また会おう!!」とガッチリと握手を交わした。

 PR大使になれば、ポスターや県主催のイベントへの参加など、露出度は野球以上になる可能性もある。森田知事の熱いオファーに、唐川も“おれは男だ!”風に呼応した。

 「ぼくは千葉県出身ですし、千葉を愛している男。PRできるような存在になるためにも2けた勝利、それ以上の活躍ができるようにしたい!!」。つぶらな瞳の奥がメラメラと燃えていた。

北村さん連覇!女子公認ハーフ初

 快挙で、魅せる。北村さんを先頭に、同じ順大の先輩2人と1、2、3の快走フィニッシュ。自身、昨年の記録を1分10秒も縮め、公認ハーフ女子の部門では初となる連覇を遂げた。

 「連覇は全然考えていなかったけど、気持ちよく走れました。先輩と(表彰台を独占)できたのが一番うれしい。」。大学の先輩、小出代表も加わり4人で歓喜の万歳で気勢を上げた。

 昨年のこの大会がハーフマラソン初挑戦。今大会は1時間16分台を切ることを目標にしていた。だが、先月末の記録会直後に貧血で倒れ、過呼吸に。体重も2キロ減り、持病の座骨神経痛も発症。「怖くてもう走れないと思った」と不安を抱えたままレースに臨んだ。

 励みになったのは、同じ日にレースを戦った双子の後輩たち。この日、広島で行われた全国都道府県対抗男子駅伝に、父・亮裕さん(51)が指導する母校の武蔵越生高の双子ランナー、設楽啓太、悠太兄弟(ともに3年)が埼玉代表として出場した。弟・悠太は4区でチームを1位に押し上げ、兄・啓太は5区区間賞の大活躍。北村さんは「恥ずかしがり屋で弟みたいな2人だったのに、成長したなぁって…」。父を通じて「頑張ろう」と3人で励まし合って、テンションを上げてきた。

 高校3年間指導を受けた父は、同じ順大陸上部OB。北村さんは将来、指導者も視野に入れ、父と同じ保健体育の教員免許取得を目指している。「これからも大好きな陸上にかかわっていけたら」。新春の幕張路に、ひと足早い春風を届けた。

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